ソロモンはまたイスラエルの全地に十二人の代官を置いた。その人々は王とその家のために食物を備えた。すなわちおのおの一年に一月ずつ食物を備えるのであった。
ナタンの子アザリヤは代官の長。ナタンの子ザブデは祭司で、王の友であった。
アヒシャルは宮内卿。アブダの子アドニラムは徴募の長であった。
その名は次のとおりである。エフライムの山地にはベンホル。
「父上はわれわれのくびきを重くされましたが、今父上のきびしい使役と、父上がわれわれに負わせられた重いくびきとを軽くしてください。そうすればわれわれはあなたに仕えます」。
ヒラムはソロモンの言葉を聞いて大いに喜び、「きょう、主はあがむべきかな。主はこのおびただしい民を治める賢い子をダビデに賜わった」と言った。